2019年 春 ワイス・ワイス 職人がつくる百年ソファ [ SPRING ] 登場!

究極のオーガニックソファ

2019年 春に『 ワイス・ワイス 職人がつくる百年ソファ [ SPRING ] 』を発表いたしました。
昨今のソファづくりは、中身の構造材のほとんどが石油由来のウレタンフォームで、密度や高度が異なるウレタンを糊付けして重ね合わせつくられますが、誰もが習得できるため、量産化に向いています。
一方で、素晴らしい座り心地を生むにもかかわらず、手間が掛かり、淘汰されていった伝統的な椅子づくりの工法があります。
それは、コイルスプリングが組み込まれ、構造体に木材(秋田県産イタヤカエデ)、クッション部に麻やパームの実と葉の繊維、馬毛、シカ革(エゾジカ)といった天然素材を用い、職人の高度な技術と経験が必要な椅子づくりです。
その技術は、北欧・西洋家具や日本でも皇族の馬車や迎賓館の椅子といった高級家具の工法として受け継がれてきました。
自然素材は、1つ1つ不均質で個体差もあり、目や肌ざわりで判断したり、手で慣らして抑えながら道具を使用し作業をしたり、非常に細かな手間と経験を積み重ねる必要があります。職人はつくっていく中で自身で素材の良さや癖を発見し、その美しさを探求していきます。
素材の特性に真摯に向き合い生まれた、究極のオーガニックソファ[ SPRING ]は、半永久的に使うことができる美しい暮らしの道具です。家具モデラ―宮本茂紀とデザイナー佐藤卓が世界に問う、日本のものづくりの姿がここにあります。

ソファ制作の風景

宮本氏へのインタビュー



「内部まで美しいものを」

― 家具モデラー・デザイナー/プロフィール ―

  • ㈱五反田製作所 代表取締役 家具モデラー
    宮本 茂紀 (みやもと しげき)
    明治の芝家具の流れを汲む椅子張り職人として修行を積む。1966年五反田製作所を創業。北欧・ヨーロッパ各国の工場でも腕を磨き、国内外トップブランド家具のライセンス生産を行う。イタリアで、デザイナーと対等に渡り合いものづくりをするモデラーの仕事に触発され、日本初のモデラーとなり、時代を代表するデザイナーの先駆的な椅子を開発。並行して、迎賓館や白洲次郎の椅子など歴史的価値のある家具修復、宮内庁の儀装馬車の修復や家具製造など、継承される高い技術が要る仕事も多く請け負う。2007年黄綬褒賞受賞。
  • ㈱TSDO 代表取締役会長
    佐藤 卓(さとう たく)
    1979年東京藝術大学デザイン科卒業。1981年同大学院修了。株式会社電通を経て、1984年佐藤卓デザイン事務所設立。「ロッテ キシリトールガム」「明治おいしい牛乳」などのパッケージデザイン、金沢21世紀美術館や国立科学博物館のシンボルマーク、武蔵野美術大学 美術館・図書館のロゴ、サイン及びファニチャーデザインを手掛ける。また、国立科学博物館での展覧会「縄文人」企画、NHK教育テレビ「デザインあ」総合指導を務めるなど多岐にわたって活躍。著書に「デザインの解剖」シリーズ、「クジラは潮を吹いていた。」など。







~お知らせ 宮本茂紀さんの展示会が開催中~

宮本茂紀さん(1937-)は、日本の家具業界の開拓者・生きる伝説として語り継がれる人物です。依頼者やデザイナーと共に家具製作に携わる、日本初の「家具モデラ―」として、過去には白洲次郎氏のお抱え職人としての仕事や、宮中の馬車の修復など宮内庁の仕事、国内外の著名デザイナーの家具試作品、乗り物のシートまで幅広く手がけられ、現在も第一線で活躍しています。
ワイス・ワイスの『職人がつくる百年ソファ“SPRING”』も展示されていますので、宮本さんの偉業と共に、ぜひご覧頂ければ幸いです。


【展示会概要】
『椅子の神様 宮本茂紀の仕事』展
※LIXILギャラリー 展示会ページ>>https://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g-1906/

【日 時】東京/2019年9月5日(木)~11月23日(土)10:00~18:00
     *休館日:水曜日

【場 所】LIXILギャラリー1/2/3(東京)
東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2F
アクセス>>https://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g-1906/
【入場料】無料


〜過去の展開〜
新作発表会「SPRING」21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3での展示会

更に詳しく>>https://wisewise.com/archives/14550



更新:2019年10月28日